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写真家・文筆家の植本一子が撮り下ろした、現存するフェルメール全35作品と、
5万字に及ぶ3週間の旅の日記。
光の魔術師とも称される17世紀オランダ絵画の巨匠フェルメール。静謐さをたたえた謎めいた絵画は、現存数35点ともいわれ、その希少性でも世界的な人気を集めています。
本書は、写真家・文筆家の植本一子が、7ヵ国14都市にある17の美術館を旅して、現存するフェルメール全35作品を撮り下ろした一冊です。
アムステルダム、ウィーン、ベルリン、パリ、ロンドン、ダブリン、ニューヨーク、ワシントン——。7カ国17の美術館を飛行機と鉄道でめぐる旅は約3週間に及びました。植本は、初めて出会うフェルメールの絵画と1点ずつ向き合い、構図やモチーフ、絵の具や筆使い、画家の思いとその息遣いに想いをはせながら、レンズを通じて、ときにはペンを持ちながら、フィルムとノートにフェルメールを記録し続けました。
絵が描かれてから400年近くを経たいま、国境や海を超えてフェルメールを所蔵する美術館とその街、作品を展示する部屋。そして作品の鑑賞者とその眼差しも、植本は記録します。写真家の目とパーソナルな言葉を通じて、その地でフェルメールの絵を見ているような体験ができる、新しい美術書です。
“この目で見たものを、ちゃんと写真に写せるだろうか。そう考える度に、わたしはフェルメールの何を写そうとしているのか立ちどまって考える。考えつつも手と目を動かして、フェルメールに近づく作業を続けている”
-本書より
★MON ONCLE
植本一子 寄稿記事
フェルメール全作品を3週間で見たあの旅。
https://mononcle.art/story/page-8621/
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『フェルメール』
2018年9月25日発売
判型:B6変型、仮フランス装、288ページ
写真・文:植本一子
制作:村井光男(ナナロク社)+草刈大介(ブルーシープ)
アートディレクション:TAKAIYAMA inc.
発行:ナナロク社+ブルーシープ
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◯植本一子(うえもと・いちこ)
1984年広島県生まれ。2003年キヤノン写真新世紀で荒木怪惟氏より優秀賞を受賞。広告、雑誌、CDジャケット、PV等で活動を続ける。主な著書に、『かなわない』(タバブックス)、『家族最後の日』(太田出版)、『降伏の記録』(河出書房新社)など。
http://ichikouemoto.com/
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