書籍『世界はこんなに 堀内誠一』
¥2,530 税込
COMING SOON
2025年2月5日 10:00 から販売
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うつくしい、おもしろい、ゆめいっぱい、はてしない。
堀内誠一は、目の前に広がる景色を写し、空想世界の夢を描いた。
古き良きものの面影を讃え、新しい時代の息吹を捉えた。世界はこんなに、と伝えるために。
PLAY! MUSEUMで開催の「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」公式アートブックを刊行します。
あなたもきっと見たことがある、絵本『ぐるんぱのようちえん』の大きなぞうの絵、雑誌『anan』『BRUTUS』『POPEYE』のロゴマーク。それぞれを知っていても、同じ人が手がけたことは意外と知られていません。なぜか? それは堀内誠一が自由な発想で、幅広い仕事に取り組んだアーティストだったからかもしれません。
絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、時には写真家として、多くの仕事に携わりました。さまざまな画風で描いた絵本、新しい表現で作りあげた雑誌、絵画やリトグラフ、地図、ポスター、旅行記にエッセイ、絵手紙と、一人の仕事とは思えないほどです。
1987年、54歳で生涯を終えるまで多彩な作品を生み出しつづけた堀内は、どのように世界を見つめていたのかーーー「世界はこんなにうつくしい」「世界はこんなにはてしない」など4つのテーマから、約100点の絵や写真と言葉を贅沢に散りばめ、その知性と好奇心、関わる人を惹きつける思いやりに満ちた視点を探ります。
「世界はこんなに」のその先に思いを馳せ、宝物をふと手に取るように、何度も楽しんでもらいたい一冊です。
目次
Chapter1:世界はこんなにうつくしい
Chapter2:世界はこんなにおもしろい
Chapter3:世界はこんなにゆめいっぱい
Chapter4:世界はこんなにはてしない
堀内誠一が私たちに伝えようとしたもの/林綾野
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2025年2月20日発売
定価:税込2,530円(本体2,300円+10%)
文・絵:堀内誠一
構成・解説:林綾野
編集:永岡綾
アートディレクション・デザイン:高橋歩
デザイン:伊藤力丸
写真撮影:栗原論
写真・資料提供:堀内事務所
印刷・製本:シナノパブリッシングプレス
仕様:B5変型、上製、216ページ
ISBN:978-4-908356-66-7
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◎堀内誠一 (ほりうち・せいいち)
1932年、東京に生まれる。絵本作家、デザイナー、アートディレクター、著述家。若い頃から絵を描き、戦後の混乱の中、14歳より伊勢丹宣伝課に勤め、デザイナーとして研鑽を積む。1955年より「ロッコール」のアートディレクションを手がけ、写真を軸としたエディトリアルデザインが注目を集めるなど、早くから雑誌や本、広告など多様な分野でデザイナーとして活躍する。1970年には、日本で初となる女性のための大判グラビア誌として創刊された「anan」のアートディレクターとしてそれまでにない雑誌作りを実践し、ヴィジュアル系雑誌の可能性を大きく広げた。「anan」のほか「BRUTUS」「POPEYE」「クロワッサン」など多くの雑誌のロゴデザインも手がけた。1958年、初めての絵本『くろうまブランキー』を出版。以後、約70冊の絵本、30冊に及ぶ本の挿絵を描く。代表作に『ぐるんぱのようちえん』『たろうのおでかけ』『こすずめのぼうけん』『マザー・グースのうた』『ロボット・カミイ』などがある。1974年から81年にかけて家族とともにパリ郊外に暮らす。世界を巡り、旅先での出来事や風景、地図などを描き雑誌で発表するなど、多彩な表現に意欲的に取り組んだ。常に新しいことに挑戦し、多くの人材を発掘しては世に出した。時代を切り拓いたその仕事は現代にも多大な影響を残している。1987年逝去。享年54歳。
◎展覧会「堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE」
2025年1月22日(水)ー4月6日(日)
PLAY! MUSEUM(東京・立川)
https://play2020.jp/article/seiichi_horiuchi/
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